ドローンでプラごみ発見!! 県が河川パトロール事業 (神奈川県)

相模湾など海洋に流出するプラスチックごみを減らそうと、県は来年一月から、県内の河川にあるプラごみなどを小型無人機ドローンを使って探す「スカイパトロール」事業を始める。本年度は相模川中流域と支流の中津川で試行し、来年度に県内の他の河川でも実施する。

 県によると、ドローンで河川の不法投棄を監視する取り組みは珍しい。県環境科学センターの調査によると、県内の海岸では多くの微小なプラごみが採取される。河川から流出したプラごみが川の流れや波で小さく砕かれ、海岸に漂着するとみられている。

 県は現在、非常勤の「不法投棄監視職員」が自動車でプラごみを含む不法投棄を監視・回収している。ただ、川の中州や河川敷のやぶの中、道路に隣接していない場所などは監視ができず、増水した際にごみが流出する懸念があった。

 スカイパトロールは、操縦訓練を受けた監視職員が週一回、ドローンで川を上空から撮影。プラごみや不法投棄されたごみを見つけた際は、職員自ら回収するか、市町村や国などの河川管理者、河川清掃ボランティアに情報提供する。不法投棄の現場を撮影した場合は、警察に通報する。

 まずは、航空法に基づく届け出が要らない小型ドローン(二百グラム未満)で始め、来年度から大型のドローンも導入する。担当者は「神奈川の海を守るために監視を強化し、海に流れる前にプラごみを回収したい」と話している。 (志村彰太)

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